まとめサイトを作り始める時に、サイト全体のデザインをどのようにするか決めておく必要があります。
これはまとめサイトに限らず、一般的なホームページや企業サイトを作るときでも同じことです。
サイト全体のデザインを決めないままでいると、広告を挿入する際の広告サイズや位置、画像を投稿するときの画像サイズなどが曖昧なままになります。
成り行き任せにしていると、記事ごとに画像サイズや広告がバラバラになり、見た目にもよろしくありません。
また、途中でサイトデザインを変更したくなったとき、それまでに投稿してきた記事内の画像やバナー広告のサイズによっては、デザイン変更が非常に困難になったりもします。
なにも考えずにデザインを変えると、これまでに投稿してきた画像が横にはみ出してしまったり、バナー広告が通常ではありえない位置に表示されるなどの”事故”が発生するかもしれません。
それを防ぐため、あまり記事を投稿していない初期の段階で、サイト全体のデザインを決めておきましょう。
サイト全体のデザインを決める時は、主に以下の項目を決めておきます。
- サイト全体の幅
- 2カラムにするのか、3カラムにするのか?
- サイドバーの幅
- メインカラム(記事本文が書かれる部分)の幅
- 右サイドバー、左サイドバーどちらにするのか?
- 投稿する画像のサイズ
- 文字サイズ
以上、7項目をあらかじめ決めておけば、サイトを運営する途中で悩むことがなくなります。
それでは一つずつ解説していきます。
1、サイト全体の幅
サイト全体の幅は、通常であればヘッダー画像の横幅と同じ長さになります。
記事本文が書かれるメインカラムの幅に、サイドバーの幅を足した長さになるので、カラム数やメインカラムの幅を決めた後に決定されます。
幅が狭いよりは広めに設定しておいた方が、後々デザインの変更がしやすくなると思います。
2、2カラム、3カラム
2カラムはサイドバーが左右どちらかにあるデザイン、3カラムは左右両サイドにサイドバーがあるデザインです。
2カラムにすると記事本文の幅が広く設定でき、3カラムにすると記事本文の幅が狭くなります。
3、サイドバーの幅
サイドバーの幅なんて気にしない方も多いと思いますが、まとめサイトのようにサイドバーに画像広告を大量に張るサイトでは、サイドバーの幅も考えなくてはなりません。
トレンドブログの場合では、幅が200px以上あればレクタングル広告やスクエアサイズの広告が張れますが、それ以下の幅であれば160px×300pxのような長方形の広告がメインになるでしょう。
どの大きさの広告を使いたいのか?
それによってサイドバーの幅も変わってきます。
4、メインカラムの幅
メインカラムの幅が重要になってくるのは、主に本文前広告や記事直下に挿入する広告サイズを決めるためです。
特にトレンドブログではグーグルアドセンス広告を横並びに設置できたり、できなかったりします(まとめサイトの場合はグーグルアドセンスは使えません)。
メインカラムの幅が600pxくらいしかなかった場合、300pxのレクタングルを2つ横に並べることができないかもしれません。
740px程度に設定していた場合、幅が720pxのバナー広告が張れるのに加え、300pxのレクタングルも横並びで設定できます。
メインカラムに広告を張る・張らないに関わらず、よく考えておきましょう。
5、右サイドバー、左サイドバーの別
SEOの観点で考えると、サイドバーのような記事ごとに違いが見られないパーツは右側に設定した方が良いと言われています(右サイドバー)。
しかし、現実的に左サイドバーのブログであっても検索結果で上位表示されているブログもたくさんあるので、あまり気にしなくてよいかもしれません。
左サイドバーの方がユーザーの視線が集中するので、広告効果が高いとも言われており、運営者の好みによるところが大きいでしょう。
ちなみに、僕はいつも2カラム、右サイドバーにしています。
ブログの更新を停止した後も検索結果で上位に残り続けるには、SEOを意識したサイト構築にした方が有利だと考えるからです。
6、投稿する画像サイズ
画像サイズを初めに決めておかないでいると、画像投稿する度にサイズを修正しなければならなくなったり、デザイン変更した際、画像がサイドバーにはみ出して表示されることになったりします。
ワードプレスでもライブドアブログのような無料ブログでも、画像サイズの設定ができるようになっています。
最低限、メインカラムからはみ出さないサイズに設定しておきましょう。
7、文字サイズ
記事本文の文字サイズが小さすぎると、それだけで読み辛い、ユーザーに対して不親切なブログになってしまいます。
反対に文字が大きすぎると、頻繁にページをスクロールする必要が出てくるので、これも不親切なサイトという印象を与えてしまいます。
文字サイズが適切か、それとも不適切なのかは、サイト訪問者の属性によっても異なる(小さい字でも大丈夫な若者が多いのか、老人向けのサイトなのか?)ので自分のブログに訪問する人がどのような人なのか想像し、その人が読みやすいサイズに設定しましょう。
以上の7項目はなるべくブログの開設初期に決めておき、あとから修正する必要がないようにしておきましょう。