もしも今日、日本という国家が突然無くなってしまったとしたら、どうしますか?
あるいは、あなたが働く会社が突然消滅してしまったら、どうしますか?
国がなくなり、日本という国が行っている行政サービスや社会保障が受け取れなくなり、年金もなくなる…。
貯金してきた「円」という通貨が紙くず同然になり、財布の中にある紙幣もまったくの役立たずになる…。
レストランや普段買い物をしているお店に行っても、ごく一部のお店でしか今までのお金が使えない…。
会社で働いたとしても、給料を支払ってもらえる保証もない…。
そんなことになったらどうしよう…。
昔の僕は、いま書いたような出来事が実際に発生してしまったら、死ぬしか道はありませんでした。
貯金もなく、頼れる人もいなく、一人で生き抜くことができないとわかっていたからです。
まるで子供と同じ。
アルバイト先や会社、国という頼りになる存在がなくなってしまったら、その時点で自分の人生も終了することが約束されているわけです。
「大人になって会社勤めをして、自分で給料を稼げるようになれば一人で生きていける。」と勘違いしている人はたくさんいますが、かれらも給料を払ってくれる会社が倒産すれば基本的にはおしまいです。
すぐに新たな勤め先が見つかれば生きながらえることも可能でしょうが、冒頭のように会社どころか国さえなくなってしまうような状況では、働き先が国内に見つかるわけありません。
現在会社に所属し、会社から生活費を貰っているひとは、もれなく人生終了になることが確定します。
これはあくまでも単なる想像なので、それほど心配することではありませんが、僕の想像が絶対に当たらない保証はないと思います。
ほんの0.0000000001%くらいは、実際に実現する可能性があるわけです。
「ほとんど起こりえないことを心配してもしかたがない」
こう言われてしまえばそれまでですが、僕は自分でビジネスを始めたころから、このことがずっと心配で仕方がありませんでした。
そして国や社会がなくなっても自力で稼ぐ力を、早く身に着けたいと思う様になりました。
では国や社会がなくなっても稼げる力とは、どういうものなのか?
ちょっと抽象的過ぎてよくわからないかもしれませんが、いろいろとリサーチしてみると、簡単に言ってしまえば「セールス能力」のことのようです。
人間がモノを買ったり目の前のモノを欲しくなるプロセスは万国共通で、言語や性別、もちろん国に依存しません。
つまり、セールス能力をマスターすることができれば、会社に依存しなくて済むどころか、国に依存することさえなくなるわけです。
セールスができれば、明日日本という国がなくなっても、円という通貨が使えなくなっても、国外に脱出することさえできれば、どこででも自力でお金を稼ぎ、その地で生きてゆくことができます。
必要なものを買ったり、住居を借りたり、家族がいる人は家族を養うこともできるわけです。
雇われてお金をもらっている人のうち、大部分の人は「セールス能力」をもっていないと思います。
雇い主に依存しているので、雇い主のご機嫌次第では人生計画がパーになる可能性を孕んでいるわけです。
僕はいまのところ、会社に頼らずに生きていくことは出来ています。
自分のために自力で稼ぎ、そのお金を使う。
ビジネスの現場は日本国内に限定されていますが、少なくとも日本国内であれば、突然一文無しになってもインターネットビジネスのやり方を知っているので、困ることはありません。
あとは国に頼らないで生きていけるように、準備をするだけです。
もし、これを読んでいる時点で、あなたがまだ会社に依存していたり、雇い主のご機嫌をうかがいながら生計をたてたりしているようであれば、一刻も早くその状態から脱出した方が良いでしょうね。
国は突然なくなることはないと思いますが、企業であれは規模の大小に関わらず倒産のリスクが付きまといます。
まずは会社に依存するのをやめ、自力で稼げるようになることを強くおすすめします。
十数年前とは違って、いまは自力で稼いでいく方法が簡単に見つかるし、手軽に実践できる時代です。
インターネットを使えば、少ない資金でビジネスを始めることもできます。
まずはせどりやまとめサイトのように低リスクなネットビジネスを始めて自力でお金を稼げるようになり、徐々に会社への依存度を薄めていったらよいと思います。
国への依存度を薄めるのは、その後ですね。