年が明けて、大学入試センター試験や各大学の入学試験が始まる時期になりました。
受験生たちは、お正月も毎日勉強していることと思います。
受験する大学の難易度にもよりますが、「大学でやりたいことがある」とか、「この大学で〇〇について学びたい!」という意欲がある方は、一生懸命勉強してもらいたいですね。
僕も受験生の頃はお正月でも毎日13時間くらい勉強していたので、受験勉強の大変さがわかります。
当時は毎日がむしゃらに問題集の問題を解いたり、英単語を暗記したりしていました。
特に大学でやりたいことがあったわけでもないのに、よくもあんなに勉強できたよなあ・・・と、今考えてもびっくりします。
ただ、最近になって「大学でやりたいことが無い人は、大学に入るべきではない。」ということをよく考えるようになりました。
僕もそうだったんですが、「親や学校の先生に言われたから大学に行きます。」という人は、けっこう多いんじゃないでしょうか?
そうでなくても、たとえば「高校で仲の良かった友達が大学を受験するから、自分も大学受験する。」とか、「両親や兄弟がみんな大卒だから、自分も大学に行かなければならないような気がして受験する」とか・・・。
自発的な意思によるものではなく、外部からの圧力や環境による影響で、ただなんとなく大学に入学する人が非常に多い気がします。
僕自身、特に大学でやりたいことがあったわけじゃなくて、ただなんとなく受験して、なんとなく大学に通っていました。
目的なく大学に通うのが悪いとはいいませんし、通っているうちにやりたいことが見つかったり、大学生でなければ体験できないことや出会いもたくさんあると思います。
でも僕がときどき大学生にコンサルしたり、大学生と話したりしていて思うのは、圧倒的大多数の大学生は、目的もなく大学に通っているんじゃないか?ということ。
目的もなく大学に通うのって、はっきりいって時間の無駄だと思うんですよ。
時間と、あとはお金のムダ。
大学を中退しちゃった僕なんて、まさにその典型例ですよね。
僕は大学に入学したことで、かなりの金額のお金と、時間を無駄遣いしてしまいました。
大学に行かなければ、もっと早く自分でビジネスを始めることが出来たと思うし、金銭的にも時間的にも自由なライフスタイルというものが、もっと早く手にできたはずです。
「大学を卒業しなければ、そういったライフスタイルが手に入らない」という場合は別ですが、そうでないのであれば、大学に行かないのが賢明です。
人生全体で考えて、大学に行くのがプラスなのかマイナスなのかをよーく考えたうえで、それでも大学に通いたい!という人がいたら、僕は応援します。
「ただなんとなく」
「親や教師に言われたから」
「友達が進学するから」
という理由で大学に入ったりするのは、単なる思考停止状態なのでやめましょう。
日本の大学進学率はどんどん高くなっているようですが、それだけ思考停止状態の人が増えたということでもあります。
- 人脈やコネを作る
- 大学で学んだことを活かして起業し、進学費用以上のお金を短時間で稼ぐ
などの目的がある人以外は、高卒で社会に出た方が豊かな人生を送れる可能性が高いです。
「大学に入る理由」をよく考えたうえで受験勉強に臨んでください。
でないと、進学することで人生を棒に振ってしまう可能性が高くなりますから。